1948-06-09 第2回国会 衆議院 本会議 第59号 かつまた、予算と物價との相互均衡をはからんとして五百十五億という巨額の價格調整費を計上されていますが、はたして賃金三千七百円ベース、公價七割値上りを維持できるかどうか、はなはだ疑問であります。のみならず藏相は、この際追加予算は必ず提出しないと保障し得るかどうか。これらを考慮しても、藏相は本予算案を健全財政の表現なりと主張し得るかどうか。 植原悦二郎